大学生は貯金するべき?貯金の平均・メリット・貯めるコツについて解説!

その他
この記事は約9分で読めます。

大学生は、高校生と比べて自由な時間が多く、アルバイトやインターンなど、お金を稼ぐ機会が多くなったかと思います。

一方で、大学生になるとサークル活動やゼミ活動、友人との付き合いなど、イベントが盛りだくさんです。そうなると、どうしてもお金がかかることが多く、なかなか上手く貯金できずにいる方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、大学生の貯金事情と関連する知識を幅広く解説します。

  • 貯金をしたいが、なかなか上手くいかない。
  • 具体的にどれくらい貯金すればよいかわからない。
  • 貯金することによるメリットが知りたい。

という大学生の方が本記事を読むと、貯金に関する知識を深めながら、効率的に貯金するコツを理解することができます。

大学生は貯金するべき?大学生が貯金するメリットとは

学生生活で新しいことに挑戦できる

大学生が貯金するメリットの一つ目は、学生生活で新しいことに挑戦できる点です。

大学生になって、語学留学や資格の取得といった新しいことに挑戦したいという方も多いと思います。語学留学や資格の取得は、自分自身の知識を広げることができるのはもちろん、就職活動に有利になる場合も多いです。

一方で、語学留学や資格の取得には、経済的な負担がかかる場合が多いかと思います。しかし、日ごろから貯金をしていると、そのような負担を軽減することができ、学生生活で新しいことに挑戦するハードルが低くなると言えます。

突然の予定に即座に対応できる

突然の予定に即座に対応できる点も大学生が貯金するメリットです。

大学生になると、サークル活動やゼミ活動、友人との付き合いといったイベントが多くあるでしょう。その中で、飲み会や遊びなどの予定が突然入ることもしばしばあるかと思います。

暇つぶしの選択肢が増える

暇つぶしの選択肢が増える点も大学生が貯金するメリットです。

大学生活では、空きコマや長期インターンの隙間時間などに加え、2ヶ月に及ぶ長期休暇を含めれば多くの時間があると言えます。時間に余裕のある時でも、貯金をして金銭的にも余裕があると選択肢が広がるのです。
たとえば、動画配信サービスのサブスクリプション契約をしたり、有料のアプリケーションを購入する等が挙げられます。おすすめな暇つぶしの方法は、プログラミング学習や資格取得など、今後のキャリア形成にも役立つ時間とお金の使い方です。

大学生の貯金の平均・中央値はいくら?

大学生の平均貯金額

大学生の貯金の平均は、1ヶ月あたり14,960円です。
全国大学生協連が実施する「第58回学生生活実態調査(2022年10〜11月実施)」では、実家に住む大学生は月に16,950円、一人暮らしや下宿先で暮らす大学生は月に12,970円貯金していることがわかっています。
これらの平均は、1ヶ月あたり14,960円であり大学生は平均して、年間179,520円を貯金していることが分かります。

平均貯金額の中央値

大学生の現在の貯金額の中央値は、30万円以上50万円未満が中央値です。
タウンワークの実施するアンケート調査:いくら貯めている?大学生のリアル貯金事情(タウンワークマガジンより)を参照すると、10万円未満:12.7%,10万円以上~30万円未満:35.7%,30万円以上~50万円未満:14.0%,50万円以上~70万円未満:11.3%,70万円以上~100万円未満:6.7%,100万円以上19,7%なっており、中央値は30万円以上50万円未満となります。
また100万円以上貯金している大学生の割合が19,7%であるため、約5人に1人が100万円以上の貯金をしている割合となる点も特筆すべきです。大学生の貯金事情は、個人差がかなり大きいといえるでしょう。

大学生のうちに貯金しても意味ない?

将来のための貯金はしなくてもよい

就活後の家賃や結婚資金、車代といった、人生の目標を達成するためにはそれなりのお金が必要です。
しかし、大学生のバイトやインターンなどで貯金できるお金は1ヶ月あたり20,000円程度です。
また、就職してから具体的に将来を見通すことができるようになります。
学生時代に多額の貯金をしても使い道が定まっていない以上、将来のための貯金をする必要はないです。

大学生活を楽しむために貯金が必要!

時間がある学生時代にやりたいことや、趣味に費やすためには貯金が必要になる場合があります。
例として、旅行やファッションなどが挙げられます。
4年間の学生時代を楽しむために、計画的に貯金を行いましょう!
また、就活に専念したい学生は、就活前に働いて生活費などを貯めておくのも良いかもしれません。

学生で貯金100万円も夢じゃない!効率よく貯金するコツとは

貯金はアルバイト選びから始まっている

大学生が収入を得るためには、やはりアルバイトが身近な方法かと思います。その中で、効率よく貯金するコツとして、経済的メリットのあるアルバイト先を選ぶことが挙げられます。アルバイトを選ぶうえで給料が高いことは重要な要素ですが、この他にも重要な要素はあります。

例えば、賄い料理が食べられる飲食店や、売れ残り商品が安く買える小売り店などのアルバイトは、生活費が抑えられるでしょう。一方で、塾講師は給料が高いですが、勤務時間とは別に授業の準備に時間がかかる場合が多いです。つまり、実際の時給はあまり良いものではないのかもしれません。

このように、給料面だけではどのアルバイトがお得かわからないことがあります。貯金を殖やすためには、総合的にお得なアルバイト探しを心がけましょう。

大学生のアルバイト事情はこちら

大学生のアルバイト事情を徹底紹介!平均収入や稼ぐコツも解説
本記事では、大学生のアルバイト事情について幅広く解説しています。とくにこれからアルバイトを始める方には、必見の内容となっており、無理なく稼ぐヒントも得られます。

仕送りは全て貯金に!

大学生で一人暮らしをしている方の中には、保護者からの仕送りを受けている方も多いかと思います。

仕送りに頼った生活を送らず自分でお金を稼いでいれば、おのずとお金は貯まっていきます。

学生生活で何をしたいか考えよう

つぎに、自身が学生生活で何をしたいのか明確にしましょう。
なぜ貯金するのかを明確にすると、その目標のために努力できるため適切な目標設定は重要です。そこで、学生生活で何を得たいのか考え、貯金をする動機を明確にしましょう。
おすすめな目標は今後のキャリアプランを描きながら設定する方法です。たとえば、将来海外で働きたいなどの夢がある方は、英会話スクール費用のために貯金したり、長期休暇に海外旅行に行く費用に充てたりと、目標が明確に定まれば、いつまでにどのくらい必要なのかがわかり、計画的に貯金を進められるのです。

習慣的に貯金しよう

貯金は習慣的に行うことが重要です。
1度だけの出費のために貯金をすると、あまり続かず経済的な支えにならない場合がほとんどです。
しかし、1度だけと思わず習慣的に貯金することで、学生時代にやりたいことや緊急の支出のために備えることができます。

口座とアプリを連携することでモチベーションに!

近年では、自身の口座とアプリケーションを連携させることができます。
貯金をしている銀行口座とアプリを連携させることで、いつでもいくらお金が貯まっているのか確認することができます。

貯金を確認することでやりたいことが頭に浮かび、それが貯金を行うモチベーションとなります。
銀行には専用のアプリがあることがほとんどなので、アプリを入れていない・連携していない方はぜひこれを機に入れてみてはいかがでしょうか。

編集部おすすめ!貯金するなら長期インターン

長期インターン生の平均給料は?

長期インターン生の平均給料は、職種によって異なります。
以下に平均の時給や勤務条件を表にまとめて説明します!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
https://active-campus.com/?p=65
職種
平均給料
勤務条件
IT・通信系
(企画)
1,250円〜
(時給)
週3日以上
(1日4時間以上)
IT・通信系
(エンジニア)
1,500円〜(時給)
週3日以上
(1日4時間以上)
IT・教育系
(エンジニア)
3,000円〜(時給)
週2日以上
(1日2時間以上)
IT・WEB系
(エンジニア)
6,000円〜(日給)
週4日以上
(1日4時間以上)
IT・WEB系
(デザイナー)
1,250円〜(時給)
週1日以上
(1日1時間以上・リモート有)
インターネット・広告系
(営業)
1,250円〜(時給)
週1日以上
(1日2時間以上)
金融・コンサルティング系
(コンサルティング)
1,300円〜(時給)
週2日以上
(1日6時間以上)
人材・コンサルティング
(営業)
1,000円〜(時給)
週2日以上
(1日4時間以上)

長期インターンは時給+インセンティブ(成果給)が多い

長期インターンは、時給に加えインセンティブ型の給与形態が多いです。
インセンティブとは、成果報酬型の給与形態であり、契約締結で〇〇円といった給与計算になります。インセンティブ型の給与は、自身の成果を評価されやすいため、やりがいの獲得や給与の上限が無く稼ぎやすい特徴があります。
とくに、営業職の長期インターンに多い給与形態で、卒業後営業職に就職したい方にとってはおすすめです。就職後の実際の業務内容がイメージしやすく、自身で獲得したノウハウは今後の人生にも役立ちます

お金も経験も積むことができる!

長期インターンは、給料のほかに経験を積める点がおすすめです。
長期インターンを募集している多くの企業は、インターン生を社員と同等に扱います。そのため、アルバイトよりも裁量権の大きい仕事や責任のある業務を任されることが多く、社会人としての基礎を獲得しやすいと言えます。
また、専門的な業務内容が多く、実践的なスキルが身につく点もポイントです。ガクチカとして話せる実体験の業務経験は、就活でも評価を得やすいため長期インターンは大学生にとくにおすすめなのです。

大学生の貯金事情まとめ

ここまで大学生の貯金事情について、複数の観点から記載しました。

大学生が貯金をするメリットは多いですが、金銭的余裕が生まれると選択肢が増えるという利点が共通します。また、大学生の約5人に1人は100万円以上の貯金をしており、学業と両立させながら計画的に貯金をすることは十分可能です。

一方で、目的が不明瞭なまま貯金をしても、継続しにくいうえ大学生が現実駅に貯金できる金額を踏まえると、自己投資や経験のために貯金することがおすすめです。自身の貯金する理由を明確にし、今後のキャリア形成に役立つ使い方をしましょう。

大学生活を一生の思い出にするために、計画的に貯金をしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました