大学生になると、アルバイトやインターンによりお金を稼ぐ学生が増えます。
自身でお金を稼ぐということは、遊びや商品の購入の選択肢が増えるほか、社会人経験を積み自身の視野を広げる点においてもおすすめです。
一方で、特に男子大学生が選択できる業界業種は数多く、自身の目的に沿ったアルバイトやインターンを探すことは難しいと言えます。
一度就業すると、責任が伴うため簡単には辞められず、アルバイト選びに苦戦する男子大学生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、男子大学生におすすめなアルバイトを目的別に分類して紹介します。
- はじめてのアルバイト選びで、何を基準に選んだらいいか全くわからない
- 大学生活を後悔しないために、アルバイト選びは慎重にやりたい
- 体力に自信があるが、接客などが無いアルバイトを探したい
という男子大学生の方がこの記事を読むと、初めてのアルバイト選びでも自身の就業目的に適したバイト探しが叶ううえ、バイト選びのポイントまで抑えられます。
男子大学生がバイトを選ぶ際に意識すべきポイントとは?
ここでは、男子大学生がバイトを選ぶ際に意識すべきポイントを解説します。
後悔しないバイト選びをかなえたい学生は必見です。
時給が良いか
男子大学生がバイト選びをするうえではじめに意識すべき点は、時給に納得できるかです。
大学生になると交友関係の幅が広がり、お金を使う場面が多くなります。
たとえば、友達とドライブに行くレンタカー料金だったり、飲食代が挙げられますが授業との両立を考えると、少ない時間で効率よく稼げる高時給のアルバイトがおすすめです。
一方で、アルバイトを通じて得たいスキルや人間関係など他の就業目的が明確な人は、時給を優先しすぎない方が適しています。また、年収が103万円を超してしまうと、両親の扶養から外れ税金があがるため、年間を通しての収支計画も重要です。
下記の記事では、大学生の扶養問題について詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。
出会いが多いか
次に、出会いの多い職場環境か否かを意識しましょう。
ここで紹介する出会いは、異性間の出会いだけを指さず同年代の友人が多いか否かです。
コロナ渦が沈静化しつつある現在でも、アルバイトは大学生にとって学外のコミュニティとして機能しています。
そのため、同年代の友人が作りづらい職場環境だと、コミュニティが広がりづらくアルバイトに通うことが憂鬱になりやすいのです。
お金を稼ぎながらアルバイトを楽しむためには、希望するアルバイト先のスタッフの年齢層を事前に確かめましょう。
シフトが柔軟か
最後に、柔軟にシフト調整に対応してくれるか確認しましょう。
大学生活は、授業やサークル・交友関係など並行して行う用事が多いと言えます。
そのため、1カ月よりも以前にシフトが決定したり、休みの日に出勤を多く求められたりするアルバイト先では両立が難しくなりやすいのです。
したがって、とくに初めてのアルバイトはシフトの期限が週間単位だったり、突然の予定にも柔軟にシフト調整を検討してくれるアルバイト先を選ぶことがおすすめです。
初めてのバイトにおすすめなアルバイト3選
以下では、男子大学生が初めてバイトをする際におすすめなアルバイトを3つ紹介します。
上記で挙げた意識すべきポイントをバランスよく備えており、まずは以下の3つの職業を確かめましょう。
居酒屋
居酒屋店員は男子大学生におすすめなアルバイトのひとつです。
居酒屋店員は大学生のアルバイトが多く、同年代の友人が作りやすいと言えます。
そのため、学外にもコミュニティを広げやすく、アルバイトに対してポジティブなimageを持ちやすいのです。
さらに、多くの居酒屋はキッチンとホールのように、業務内容の異なる職種でアルバイトを募集しています。
顧客の前に立ち接客力を磨けるホールと、厨房内で黙々と作業できるキッチンの2職種により、自分に合った業務内容を選択しやすい点も、初バイトに居酒屋がおすすめな理由として挙げられます。
カフェ定員
つぎに、男子大学生の初バイトにおすすめなアルバイトはカフェ店員です。
カフェ店員はシフトが柔軟な店舗が多いうえ、大学の近くや家の最寄り駅など働く場所の選択肢が多い点がポイントです。
とくに、大学生アルバイトの多いカフェは社員の大学生勤怠に対する理解が深い店が多いので、就業前にアルバイトスタッフの属性は確認しましょう。
チェーン店も多いため、通学範囲内で探せます。
予定のつきにくい男子大学生にとって、通勤時間が少ないという点は重要であり、効率的にアルバイトに勤めるためには必ず確認すべき項目です。
塾講師
最後に塾講師も男子大学生の初バイトにおすすめです。
塾講師で最も初バイトにおすすめな点は「やりがい」を得やすい点です。
自身の受験体験を大きく活かせるうえ、生徒の成長に貢献し見届けられる塾講師は大きなやりがいがあり、責任感の強い学生におすすめです。
また、時給も高めに設定している塾が多く、時間効率が良く稼げる点もポイントです。
しかし、担当の生徒や教科を抱える分、シフトは固定的な塾が多いですが、毎週決まった曜日にアルバイトがあるということは、予定管理が容易になるため、ルーティーンを好む学生にとっては、メリットにもなり得ます。
効率よく稼ごう!時給の高いバイト3選
以下では、時間効率よく稼げる高時給のアルバイトについて紹介します。
アルバイトは短い時間でお金を稼ぎ、残りの時間で思いっきり大学生活を謳歌したい!という男子大学生にはおすすめな職業です。
バーテンダー
バーテンダーは稼ぎたい男子大学生におすすめなアルバイトのひとつです。
バーテンダーとは、バーでお酒を作ったり、軽食を提供したりする職業です。バーテンダーは、基本的に22:00以降の深夜営業の店舗が多く、通常時給に加え25%以上の割増賃金が支払われるため時間効率よく稼げます。
また、日ごろ接することのない年齢層のお客様を接客するので、視野が広がったりコミュニケーション能力が向上したりする点もおすすめな理由のひとつです。
一方で、生活習慣が乱れやすく、深夜勤務と学業を両立できるかは慎重に判断しましょう。
コールセンター
コールセンターも基本時給が高く設定されている職業のひとつです。
コールセンターの主な業務内容は、お客様からの電話を受け取りニーズを解決したり、担当の部署へ仲介したりします。
コールセンターの平均時給は、1,350円を超え他のアルバイトと比較しても高水準な時給単価となっています。
コールセンターはその業務形態から、比較的柔軟なシフト体制を採用している企業が多く、アルバイト以外の用事と両立しながら稼ぎやすい点がおすすめです。
しかし、他のアルバイトと比べクレーム対応などの頻度も多いため、一定の覚悟と責任感が求められる点は事前に把握しておきましょう。
ホスト
最後に、高時給が狙えるアルバイトとしてホストを紹介します。
ホストとは、顧客(女性が多い)に対して、接客を提供する仕事です。
以前は、大学生が働くことは少なかったですが、近年では学生歓迎のお店も増え、大学生のアルバイトの選択肢のひとつとして候補に挙がりやすくなっています。
ホストは、商品が自分でありインセンティブ型の給与形態を採用している店舗が多いので、成果次第でどこまでも稼げる可能性がある点が魅力的です。
一方で、勤怠管理に厳しかったり、営業時間外でも顧客とやりとりする必要があったりするなど、夜職特有の制限も多いので、面接時に詳しく聞きましょう。
ポイント別男子大学生におすすめバイト3選
ここでは、男子大学生におすすめなバイトをポイント別に分け、3つ紹介します。
自身の就業目的が明確な人や、金欠な人は以下の職業をチェックしてみましょう。
向上意識バリバリな学生におすすめ「営業」
営業のアルバイトは、自己成長につなげたい学生におすすめです。
飛び込み営業・テレアポなど、営業形態には複数の種類がありますが、どの営業バイトも初対面の方と関係を構築する力と、商品説明力・ヒアリング力が必要となります。
上述したスキルは、社会人となっても必ず役立つスキルであり、苦労してでも身につけるべきと言えます。
アルバイトに対して高い熱量を維持するためには、自身の就業目的や将来像が明確である必要があり、誰にでも向いているとは言えませんが、向上意欲の高い学生には営業職のアルバイトが適しています。
給与形態も、成果が評価されやすいインセンティブ型を採用しているケースが多いので、稼ぎたい学生にもおすすめです。
金欠大学生におすすめな「イベントスタッフ」
つぎに、金欠大学生におすすめなアルバイトは、イベントスタッフです。
イベントスタッフは、単発のアルバイトが多く、給与が支払われるまでが他のアルバイトと比べてかなり早いです。
そのため、「今月の支払いが足りない」等、臨時でお金が欲しいときにおすすめなバイトなのです。
また、時給単価も他のバイトより高く設定されていることが多く、時間効率よく稼げる点もポイントです。
イベント自体に興味がある場合は、仕事としてお金を貰いながらそのイベントを近くで観戦できるので、興味がある方はイベントスタッフを募集しているサイトに登録して、興味のあるイベントだけ応募するという方法もおすすめです。
パワーに自信のある学生におすすめな「引っ越しバイト」
最後に、筋トレなどが趣味でパワーに自信のある学生には、引っ越しバイトがおすすめです。
引っ越しのアルバイトは、肉体労働がメインな分体力やパワーに自信のある男子大学生におすすめなアルバイトのひとつです。
体を鍛えられるうえ、移動時間も給与が出る仕組みが多く、適性のある方なら楽しみながら稼げる可能性も高いです。
また、引っ越しバイトは派遣会社などが紹介する事例も多く、派遣会社を経由すれば働きたいときに働けるので、シフトがかなり柔軟になります。
一方で、派遣会社を経由すると、毎日固定的な人数での求人は少ないため、月間の給与が安定しにくくはなるので注意しましょう。
【番外編】スキルや知識が身につく長期インターンもおすすめ!
学年を問わず「長期インターン」という選択も非常におすすめです。
長期インターンとは、2~3ヶ月以上の中長期的期間で、企業に努める雇用形態を指します。
アルバイトとの違いは、業務内容と責任が挙げられます。
多くの長期インターンは、インターン生を社員と同等に扱い、業務には成果が求められます。そのため、勤怠意識や成果意識はアルバイトよりも高い水準で全うしなければならず、人によっては息苦しく感じるかもしれません。
しかし、アルバイトよりも実践的な社会人経験やスキルが身につくほか、「ガクチカ」として話せる経験が得られます。
採用する企業としても、インターン生で成果をあげている経験は、雇用した後も再現性のある力を持っていると評価しやすく、キャリア形成にも長期インターンはおすすめな選択肢のひとつなのです。
より詳しく知りたい方は、以下の記事で長期インターンについて詳しく解説していますのでチェックしてみましょう。
交友関係を深めつつ、大学生活に必要な情報を受け取れる「キャンブレ」
以下では、大学生活を彩るためにおすすめなアプリを紹介します。
大学生活の4年間は、長いようであっという間に過ぎ去っていきます。
友人と交流を深めたり、学業に時間を割いたり、様々な過ごし方がありますが、多くの情報を収集する必要があることは共通しています。
しかし、サークル選び、アルバイト探し、アルバイトの事前知識など大学生活に必要な情報がまとまったツールは存在せずに、先輩の情報やタイミングに左右されてしまいがちでした。
そこで、大学生活を一生の思い出にしたい方は「キャンブレ」をインストールしましょう。
キャンブレは、大学生限定のコミュニティアプリであり、同年代の友人・サークル・アルバイト・インターン情報など自分に適した使い方を選択できる豊富な機能があります。
さらに、本記事のような多くの情報に加え、すべての機能が無料で使える点も大学生が使いやすくメリットしかありません。
男子大学生におすすめのアルバイトまとめ
ここまで、男子大学生におすすめなアルバイトを3つのカテゴリに分類して紹介しました。
大学生活において、アルバイトは学外の第2のコミュニティであり、社会人経験と賃金が得られるため積極的に挑戦すべき事です。
一方で、「ブラックバイト」等のように、自身の就業目的と大きく逸れるアルバイト先に勤めてしまうと、バイトに行くことが憂鬱になるうえ、貴重な大学生期間をムダにしかねません。
そこで、本記事で紹介したバイト選びのポイントを参考にしながら、後悔の無い選択をしましょう。長期インターンのように、キャリア形成に役立つ選択肢も是非検討してみてくださいね。
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